前回の話にあった 固定金利期間選択型と全期固定金利型
二つの違いとは何でしょう。
固定金利期間選択型は3年・5年・10年など金融機関ごとに金利が固定される期間が決まっているものです。
その期間が過ぎると変動金利型に自動変更されるか、もう一度固定金利期間選択型を選ぶことができます。
そして、金利の見直しがされるので前と同じ年数のプランを組んだとしても前回と金利が異なる場合があります。
例えば今年(2020年)に3年固定(金利0.9%)を選び3年後(2023年)に固定金利を選んだとしても同じ金利0.9%とは限りません。
3年後には、高くなる可能性があるのです。
また、契約期間が終わり変動型に変更する際に、金融機関によっては、変更手数料がかかる場合があります。
まずは、金利の低い年数の短いものを選び、満期になってから次を考えたいという方は、あらかじめ手数料についても調べておきましょう。
固定金利期間選択型は変動金利と全期固定金利の中間にあたるプランと考えるといいと思います。
全期固定金利型は借入期間中ずっと金利が変わりません。
そのため、金利の変動を気にする必要がありません。
3つの金利プランの中では1番将来設計がしやすいのが全期固定金利型といえるでしょう。
しかし、安定している分金利は割高になっている場合があります。
また、変動金利型や固定金利選択型の金利が低くなったとしても、全期固定金利型は途中で金利が低くなることはありません。
いま、お話しした内容はあくまで一般例として考えてみてください。
住宅ローンは金融機関における金融商品の1つです。
金融機関が変わればサービス内容も金利も変わります。
名前も変わることがあります。
このように、各ローンにはメリット・デメリットが存在します。
3つの金利をよく比較して、自分にあったものを選びましょう。
また、考えてはみたけれど、どれがいいのかわからないという方、もっと詳しく知りたい!という方はお近くの金融機関やハウスメーカーにご相談ください。
1つの金融機関だけでなく何社か見てみるのも将来設計の為には大切なことかもしれませんね。