ローン控除の仕組みについてはこちらをご覧ください⇒Backnumber8.覚えておきたいローン控除の仕組み
では実際に住宅ローン控除でどのくらいお得になるのでしょう。
住宅ローン減税は増税に伴い、住宅ローンの年度末残高の1%が10年間(一般住宅の場合、最大年間40万円)控除となります
11年目~13年目の3年間は建物購入価格(上限4,000万円)×2%(増税分の2%)÷3(年)と
年度末残高(上限4,000万円)の1%のどちらか小さい額を受けられるようになり
トータル13年間の控除が受けられます。
例えば、図のような条件で住宅ローンを利用した場合
土地代金 |
1,000万円 |
借入金額 |
3,000万円 |
建物代金 |
2,000万円 |
||
金利 |
1.5% |
返済方法 |
元利均等返済 |
借入期間 |
35年 |
13年間のトータル控除額は、、、
約250万円
また、一つ気を付けたいのが、住宅ローン控除は所得税から控除されるため
納めた所得税より多い金額が戻ってくることはありません。
ただし、所得税から控除しきれない分は、住民税から一部控除されます。
所得税が10万円で控除額が20万円の場合、所得税からは10万円
住民税からは、課税所得金額の7%で、控除最高額として定められている13万6,500円の
どちらか小さい方が控除額となります。